気づき

あなたは他人の子供をどれだけ愛せますか?

先週お休みしてしまいました。
今週から心を入れ替えしっかり更新をしていきます。

今日は子供に関する話をしようと思います。
先日同居する叔父が火をつけて子供2人が焼死したという悲しいニュースが流れてきました。

炎に包まれて怖くて苦しい思いをしたかと思うと胸が痛くなりました。

だから子供は社会の宝として守っていかないといけないんじゃないかなぁといつも感じます。
そんな時、住んでいたフィリピンは全般的に本当に子供を好きな人が多くて国民性といえそうなくらいです。

子供は周りに愛されているから、無邪気な可愛い笑顔を振りまけるのかなぁ?と思います。
そしてフィリピン人の子供への接し方はマインドとして学ぶことがたくさんあると今でも思います。

そこで今日は

*アダプトって出来るだろうか?
*フィリピンは子育てをコミュニティで
*子供の権利を勉強しました

から子供のことに着目して

子供は可愛いけど、子育ては大変。
そんな時に他人の子供でも愛せるフィリピン人を見習い落ち着いて子供と接する気持ちを持っていたい

という結論に導きたいと思います。

*アダプトって出来るだろうか?

私が知っているだけで2人養子縁組で子供を育てている人がいます。

1人はセブで働いていた時のガイドさん
マツコ・デラックスみたいな感じの女性です。独身

彼女は結構稼いでいたのですが、いつもガツガツお金を稼ぎたいオーラを出していました。

ある日、彼女の自宅へ食事に招待されたので行ってみると、小学生の低学年ぐらいの男の子がいました。
ちょっとはにかみ屋さんで、日本人を見慣れないのかもじもじしていて可愛かったです。

「親戚の子供なの?」と聞くと
「違うよ。3-4年前に養子にしたの」と言われました。

多分子供は5歳ぐらいのときだと思います。なので子供は彼女が本当の母親でないことも知っているはずです。

そして「この子が家に来てから、頑張る目的が出来たのよ。この子に孤児院にいた時みたいに辛い思いをさせないために仕事を頑張っているのよ」と言われたのです。

2人目はうちの義理の父親

実は義理のお父さんは、随分前に別居していて別の女性と一緒に暮らしています。
フィリピンは法律で離婚できないので、内縁関係という形です。
新しく暮らす女性との間には子供が出来なかったので、養子縁組をしたそうです。

その子供ももちろん血縁関係はないことは分かっているのですが、とても信頼を寄せているようでした。

義理のお父さんが体調を崩した時も、一人で身の回りの世話をしていたと聞きます。まだ彼も小学生のはず。

こんな養子縁組で他人の子供を育てているって、日本じゃ中々表に出ない話ですよね。
それが、こんなにオープンになっていて、しかも子供は全てを承知の上でなついているのが衝撃でした。

*フィリピンは子育てをコミュニティで

なぜか?と色々思ったのですが、結局は

フィリピン人は子供が自分のこどもであろうとなかろうとも大好きだ

ということしか思い浮かびませんでした。

私もセブに住んでいたころ、2人の子供をつれてショッピングモールをうろうろしていると、色んな人が子供に笑顔で挨拶してくれたりしたものです。

子供が多いから、そこら中に子供が溢れていて賑やかですが、見守ってくれる大人も多くてご近所の子供が他人の家で遊んで、ご飯も食べさせてもらってなんて普通の事でした。

まるでAlways3丁目のような昭和30年から40年のような世界観です。

だから特に母親は子供の心配をせずに仕事をしっかりできるので、ジェンダー指数でもフィリピンは常に東南アジア諸国でいつもトップを争えます。

なんか日本はこういう環境が整っていないから、皆余裕がないのかなぁって思います。

*子供の権利を勉強しました

UNICEFのHPに子供の権利が書いています。

「子どもの権利条約」としてまとめられていて
その権利は大きく分けて4つです。

生きる権利
住む場所や食べ物があり、 医療を受けられるなど、命が守られること

育つ権利
勉強したり遊んだりして、もって生まれた能力を十分に伸ばしながら成長できること

守られる権利
紛争に巻きこまれず、難民になったら保護され、暴力や搾取、有害な労働などから守られること

参加する権利
自由に意見を表したり、団体を作ったりできること

です。

これらは最低限守られないといけないから「権利」なのですよね。
これらの権利を守っていくだけでは足りないと感じます。守るだけだと「最低限の成功」だからです。

子供にとっても、私たち大人にとっても、そして全てを取り巻く社会にとっても
子供にとって大切なのは

愛される権利

じゃないかと思ってしまいます。

そのために

子供は可愛いけど、子育ては大変なのは当然です。
そんな時に他人の子供でも愛せるフィリピン人を見習い落ち着いて子供と接する気持ちを持っていたいと思います。

もうすぐ12月。クリスマスの曲が今執筆しているスタバでも流れていて心華やかな雰囲気を演出しています。

子供の笑顔に癒されクリスマスを過ごしていきたいと思います。

https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig.html

ユニセフホームページ

 

竹原浩二

38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈 現在、フィリピン観光省大阪での勤務🇵🇭経験を生かして、留学案内を大学や旅行会社で講演もしたりします👨🏻‍💻 自分の息子は不登校でしたが、今はプロゲーマを目指してます❗️ 私はフィリピンで子供を元気にする留学ビジネスをゆっくりやり始めてました

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