たけ@不登校中学生父親✖️フィリピン留学エージェントです。
先日の音声配信で、西野亮廣さんの「『おめでとう』と言って下さい」と言ってくる人が超苦手、を聞いて思わず苦笑していました。
内容に苦笑したのもそうですが、フィリピンの文化との違いを「思い出し笑い」していたのです。
年に1度の誕生日って、テンションも上がりますよね。普段言わない事も、特別感から大胆な発言になってしまうこともあります。
今日は、フィリピンの文化も良いな!と思えるこのトピックスを
*西野さんが苦手な「おめでとう!と言って!」という人とは?
*フィリピンの誕生日は日本と逆
*ネットワークの強さを考える
という視点で見ていきます。
西野さんが苦手な「おめでとう!と言って!」という人とは?
西野さんが音声配信で、お誕生日なんでおめでとうと言って下さい、って人(行為)が苦手だといっていました。
だって、「おめでとう」は言ってもらうもので、「言わせるものではない」と考えているからです。
もし、相手がものすごくつらいことがあって、その悲しみを周りに悟られないように平静を装っていたとしたら、そんな人に「おめでとう」を言わせてしまったとしたら、自分の誕生日なら相手の気持ちは軽く見てもいいのか?というロジックでした。
しかも、これって相手は「嫌です」と言いにくいですよね。断れば「心の狭い奴だ」と非難を受けそうです。
なるほど、と多くの人が魅了されたのか、この記事を書いている時点で 58,553 再生されていました!
自分のテンションを上げるのを外部に頼らないとも言われていました。
フィリピンの誕生日は日本と逆
この話を聞いた時に、思わず笑ったのはフィリピンの誕生日の考え方を知っていたからです。
それは
日本はお誕生日の人が周りにお祝いをされて、喜ばせてもらえる日ですね。
フィリッピンは「今日のこの日を迎えることが出来たのは、周りの皆さんのサポートがあったからです」と感謝を表す日なんです。
もちろんお誕生日のプレゼントをもらうことはフィリピンでもあります。周りがお祝いの気持ちを表すことに変わりはありません。
違うのがパーティと食事について
食事はお誕生日の人のおごりです!!
「今日は私の誕生日だから、外に食べに行こうか!」
フィリピンでは要注意です。皆喜んでたくさん食べた後「今日はご馳走様!」と出て行かれます。
誕生日で一番大切なのが、
1歳の子供の誕生日
0歳児の死亡率が日本と比べて高いフィリピンは、体に抵抗力がつき、両親も様々な経験から子育てがスムーズに進みだす1歳の誕生日を迎えられたことを本気で祝います。
借金をしても、町内の子供へお誕生会の招待状を出して子供の親にはレチョンを振る舞い、楽しいゲームを企画して一大エンターティナーに盛り上げます。
1歳の当人は楽しいとはあまり分からず、将来に想いでとして覚えてないけど、なぜこんなにお祝いをするかと言えば、「これからうちの子供をどうぞよろしくお願い致します。」というお披露目だからです。
それから何度も誕生日は規模は小さくても、必ず近所のお兄さんお姉さんを招いて可愛がってもらえるように、お菓子や子供の好きなスパゲティとかでもてなします。
子供はこの縦社会の中で可愛がられながら育っていくことを目指します。
ネットワークの強さを考える
こうやって人間関係はフィリピンで一番の財産になっていきます。
それは貧富の差関係なく全ての人が人間関係を重視していますね。
富豪は富豪たちで人間関係を作り、ビジネスの幅広い展開を期待します。
貧しい人は同じような境遇の人が集まり、一人では抱えきれない問題をコミュニティの人が助け合って乗り切ろうとします。
本当に法律より人間関係の方が強いと感じることも多いです。お金も時に人間関係の前には力が半減します。
お金の価値は時代と共に変わってきますよね。
小学校1年生の時の1万円と今の1万円で出来ることは変わりました。
日本やフィリピンが戦争当事国になったら、今のお金はどれだけの価値になるのでしょうか?
でも人間関係は変化しにくい普遍性を持っています。
小学校の大親友がもし困っていたら、思わず「何が出来るか分からないけど、何か手伝えることが有ったら何でも言って」と声をかけ。何かしらの力になろうとすると思います。
本当に親友なら小学校卒業から50年ちかく経ってもそう思える人は少なくはないと思います。
誕生日はそんな感謝を、誕生日という分かりやすい理由で皆に表現できる日です。
こうやって人に投資をするフィリピンの考え方は、段々時代が追いついてきそうな気がしています。
38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈
現在、フィリピン観光省大阪での勤務🇵🇭経験を生かして、留学案内を大学や旅行会社で講演もしたりします👨🏻💻
自分の息子は不登校でしたが、今はプロゲーマを目指してます❗️
私はフィリピンで子供を元気にする留学ビジネスをゆっくりやり始めてました
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