旅行

いつか旅に出る日

たけ@不登校中学生父親✖️フィリピン留学エージェントです。

毎日聞いているVoicyで「いつか旅に出る日」というテーマで多くのパーソナリティが配信していました。
多くの人が旅を待ち望んでいるんだと実感する毎日です。

海外旅行の再開については、

「東京オリンピックのあと何か動きが出れば」

と予想していたのですが、ここにきてデルタ株が猛威を世界中で振っていて、本当に予想以上に厳しい状況がまだ続いています。
中学3年生の娘は当初「沖縄」だった修学旅行が「岐阜」の長嶋温泉に変更になり、最終的に中止で日帰りUSJとなってしまいました。

本当に旅が教えてくれることの多くを子供たちから奪われて残念すぎます。

私の人生を大きく変えて、今では我慢しながらサラリーマンを続けていたより、納得できる人生を送れているのも「フィリピン」という国に旅に出て日本にない魅力を感じたからです。

それでも皆さんが気になる

旅に出にくい今は、いつから旅に出れるか?

に関しては、比較的悲観的な方へ旅行会社全般は考えがシフトしていると日々感じます。

「今は旅行の仕事の準備よりも、会社から言われている政府からのワクチン接種会場での仕事が優先です」

と商談やセミナーにも参加されない方が多くいらっしゃいます。
旅行会社に働くというのは少なからず「旅」が大好きだという方が働いていて、そういう人だから私も「旅」を共通の話題で盛り上がれたのですが、大好きなことを置き去りにして働くことに心のざわつきを押さえられません。

でも、ワクチンが唯一の希望でそれが世界的に少しづつ進んでいるなら、それを信じながら今自分ができることを考えました。

それは、「旅の楽しさ」を伝えること

今はワクワクを少しでも忘れないように、体験したフィリピンの自然の美しさや人の温かさを「言葉」に変えて1人でもいいから届けることかと思います。

今日はフィリピンで忘れられない心が動いた思い出を書いていきます。

◉満天の星空で「天の川」の意味を実感したこと

私がセブで初めて暮らしたのは、セブ島からバンカーボートで1時間程で移動した日本人オーナー崎山さんが暮らす「カオハガン島」です。

超田舎なので、

電機はディーゼル発電機なので夕方5時から10時まで、
生活用水は雨季に降る雨水を大きなプールに貯めて、
ガスはLPガスは高いので、主にココナッツを燃やして、

とキャンプのようなスローライフを3年体験しました。

でも、皆さんが夏にキャンプに行って楽しい思い出をつき重ねたように3年間たっぷり自然に癒された気がします。
ディーゼル発電機が止まる10時以降は、新月なら1m先もはっきり見えず、満月なら懐中電灯なしで大手を振って歩いてました。

そして空を見上げると数えきれない星が瞬いていて、何度も普通に流れ星が見えて、真っ黒な空にミルクをこぼしたような白い筋がみえて、これがMilkyWay(天の川)だと納得できました。赤道に近いので北半球だけど水平線近くには南十字星が見えてハッピーになってました。

天然のプラネタリウムをビールを飲みながら毎晩堪能していると、「人間関係」とか「収入」や「将来の不安」なんて長い人生では「些細なこと」で時がやがて答えを示してくれる、って気持ちにさせてくれていました。

◉世界遺産の町ビガンで中世にタイムスリップ

首都マニラがあるルソン島はフィリピンで1番大きな島です。南北の長さが740kmにもおよぶのですが、マニラは南部に、ビガンは北部に位置します。

ビガンは1999年に世界文化遺産に指定されて、その中世のスパインの様な街並みが、本当にタイムスリップした感覚に陥ります。

テレビの撮影のサポートとしてここを訪れたのですが、自然が豊かで海でないフィリピンを実感できる場所だったので新鮮でした。

ビガンに行くまでに世界遺産であるパオアイチャーチを撮影に行ったときは、突然のスコールだったのですがピンポイントの雨で日も差してきた時世界遺産にダブルレインボーが掛かってました。
ダブルレインボーは幸せの前兆といわれていて、とてもハッピーになれたのです。

そこから車で1時間、ビガンに着いたら夜で、宿泊したルナホテルはアンティックな作りでロマンティックな気分にさせられました。

食事後に街に出ると石畳に覆われたメイン通りの両側に建つ建物は全てスペイン調で白熱灯のオレンジの明かりが中世の旅人の気持ちにさせてくれました。

ここは田舎で野菜がたくさん取れて「ピナクビット」という野菜料理で体の中がキレイになっていく、そんな体に良い観光地は初めてでした。

◉大都会マニラにフィリピンの力強さを感じる

日本からの飛行機は主に首都マニラと観光地セブに到着します。
マニラは大都会で、いえば日本のような感じだから新鮮館には乏しいともいえるのですが、一方でフィリピンの経済発展の中心地なので、東京のような不思議なパワーが溢れる街だと思います。

マニラに行ったらお勧めはプチ贅沢です。

日本だと1泊4万円近いシャングリラホテルも半額ぐらいで泊まる事が出来ます。
スパも日本と比べると半額程度。

一流のサービスって高いけど、高い理由があるんだなと思いました。
シャングリラで食べる朝食ブッフェはどれも美味しくて、スタッフは高級ホテルで働いている自信とフィリピン人ならではのサービス精神「フィリピーノホスピタリティ」でもてなしてくれます。

何よりも彼らの笑顔には魅力があって、それがアメリカンドリームならぬフィリピン・ドリームのようなシンデレラストーリーを夢見る人が多く集まるマニラには遭遇するチャンスが多い気がします。

◉旅で得られること

こうやって思い出すだけでも、心からあふれる様に言葉が出てきます。
旅は人の心に深くしみ込んで、時間が経っても、中々いくことが出来なくても、楽しさを思い出させる力、まるで脳のハードディスクにダウンロードされたみたいに刻み込まれています。

人は希望がないと生きていけないですよね。
楽しい思い出は希望に直結する大切な経験だと思います。

だから人生は旅のようなもの、って言われて希望を追い求めていくには、定期的に旅をして新しい感動を脳にダウンロードする必要があります。

来年はフィリピンに行けることを信じて今の仕事を精一杯やろうと思います。

竹原浩二

38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈 現在フィリピン観光省大阪勤務🇵🇭経験を生かし留学案内を大学や旅行会社で講演👨🏻‍💻起業しました。 自分の息子も不登校❗️フィリピンで子供を元気にする留学ビジネス企画中 ✨経験を音声やブログ毎日配信中

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