気づき

SDGsでも取り上げている貧困の意味

たけ@不登校中学生父親✖️フィリピン留学エージェントです。

先日、スタバでブログを書いていると、横の女子大生がレポートをやっていてテーマが「SDGs」に関することでした。

貧困や環境問題など色々なテーマと事象をプリントから学んでいたとき「なかなか実感わかないね?経験していないからね」といっていて、なるほどと思いました。

ディスっているのではなくて、でも日本のスタバでレポートが出来る女子大生にとっては、貧困は授業で学ぶことであって実感しにくいと思います。

私は幸いセブでボランティアにも関われて、今はフィリピン観光省という立場で現地で活躍されているNGOとも関りがもてたりしています。

その中で、現地の苦しい生活を送る人たちを支援することから学べることや、誰かの役に立てていると感じるる喜びを体験できて、それはとても自分の「満足」に繋がっています。

今日はちょっとだけ真面目に「貧困」にフォーカスして

◉日本で学びにくい本当の貧困
◉海外で体験した3つの貧困層の暮らし

について考えてみて、最終的な結論である

◉コロナ開けに行って欲しい最大の理由

に導いていきたいと思います。

日本で学びにくい本当の貧困

最近、日本でも格差が広がってきたといわれていて、大きな社会問題になりつつありますね。

24時間テレビでも格差の中で苦しみながら通う高校生と先生のドラマをやっていて、食い入るように見てしまいました。

でも、貧困で苦しんでいない人にとって、それほど自分たちと見た目も変わらない日本では、気が付きにくい問題になってしまっていると思います。

もちろんそこをしっかり深堀してみていくこともすごく大切ですが、格差が更に進んでいるフィリピンの貧困は「格差が広がると起きる未来」として分かりやすく感じることができるからです。

現地で根を下ろししっかりサポートしているNGOに参加して学ぶことで、治安面での安全を担保しながら、国連が定める貧困基準である

1日あたりに使えるお金が(食事、水、電気、住むところや着るもの、くすりなどすべて合わせて)1.25米ドル(約135円)未満で生活しなければならない状態

の人たちを触れることができることは貴重な体験になると思います。

海外で体験した3つの貧困層の暮らし

私が実際に体験した3つの貧困の暮らしを紹介します。

*カオハガン島とカオハガン出身者が暮らしたスラム

フィリピンで2001年から2004年まで暮らした島です。
島のオーナー崎山克彦さんの運営するペンションハウスでマネージャーとして働きながら島民のサポートをしました。

島民は漁をして食料を確保して、崎山さんのホテルから派生する仕事を請け負う形で何人かが仕事をしています。
崎山さんが医療費や子供の教育費をペンションハウスの収益からサポートしていて、ホテルに届く服や生活雑貨なども定期的に島民に配布されます。

なので極貧の割には本当に穏やかな生活を遅れています。

ところが、そんなカオハガンからセブ島に移って働く人は、学歴もなく肉体労働以外働き口がない現実に突き付けられます。
カオハガン島出身者が多く暮らすセブ島にダウンタウン‘パシル’で彼らを話した時、都会と田舎の暮らしの違いが明確に感じました。

*セブのごみ山で豚を飼って暮らす人たち

セブで最大級のショッピングモールSMシーサイドの近くにごみ山が存在します。
まさに天国と地獄が隣り合わせに存在しているようです。

フィリピンは学歴社会で、学校を卒業してないとスタートラインにも並べません。ごみ山で暮らす人は小学校すらまともに行けなかった人が多くて、日雇いなどしか仕事がなく、焼却処理されず山の様に積まれるごみ山の地区に不法に暮らしながら、ごみから売れるモノを拾って生活をしています。

雨が降るとどぶのにおいにする汚水が溢れる土地に住んで暮らしています。

NGOの人たちはここに暮らす人に豚を貸してあげて、育てさせます。子豚が生まれてセブの人が大好きな「レチョン」の材料として売れた時に、親豚を買い取ってもらい、差額を収入として与えます。

それ以降豚が育てば全て収入になるので、細々とでも暮らせるようになります。

*お墓に暮らす不法滞在者

セブのダウンタウンにあるお墓に不法滞在する人もいます。フィリピンのお金持ちはお墓も立派で屋根や壁があって雨露をしのげるようなお墓の作りになっています。

お墓の掃除をすることで、そこに住むことを容認してもらっている人たちが存在するのです。

日本では住む方も、追い出さない人も信じられない状況ですよね。

しかも彼らの多くは日常生活で必要になる電気を、電柱から勝手に線を引いて使う「盗電」で暮らす人もいます。
なのでフィリピンの新聞では、スラムでは盗電の際に感電死してニュースになったり、漏電で火事になって無一文になるという報道が定期的に起きます。

こんな現場は日本では中々見れないと思います。
でも貧困が進むとこういう生活を送らざるを得なくなります。それが日本だけではわかりにくく、反対にこうして目の当たりにすることで実感出来ることがあると思います。

ごみ山とお墓のスラム訪問をアレンジ頂きました

コロナ開けに行って欲しい最大の理由

こんな本当に大変な現実の中で過ごす貧困層ですが、いつも驚かされることがあります。
それは「南国の国」らしく、大らかな優しさや笑顔が残っているので、彼らの笑顔に救われて癒されるところがあります。

最初は恥ずかしがったりはにかんでいる子供たちが、段々慣れてくると満面の笑みで懐にとびこまれる事を経験出来ます。

苦しい生活を知るだけでなく、日々を楽しんで過ごそうとしている東南アジアの人たちから学べることは大きそうです。

支援しに行くのですが、本当は大切な事を教えてもらえる、そんなフィリピンの貧困支援を現場で体験して欲しいと思います。

竹原浩二

竹原浩二

38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈 現在フィリピン観光省大阪勤務🇵🇭経験を生かし留学案内を大学や旅行会社で講演👨🏻‍💻起業しました。 自分の息子も不登校❗️フィリピンで子供を元気にする留学ビジネス企画中 ✨経験を音声やブログ毎日配信中

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