文化

老後の資金のない日本と、子供を当てにするフィリピン

映画「老後の資金がないんです」が公開されましたね。チアダンから天海さんのでる作品が好きで、ぜひ映画をみたいと思っています。

ちょっと前に話題になった老後2000万円問題、今の世の中は何をするのもどうしてもお金がかかりやすいですね。

又、お金より時間が大切だから、忙しさを緩和させるためにお金が必要だし、お金が無いと時間に追われる、、、
経験がお金より大切な財産だから、経験値を積むためにお金を使う。お金が無ければ経験がそんなに増えない、、、、

と無限ループ負のスパイラルに精神をやられそうになっています(苦笑)

でもフィリピン人はそんな日本人を横目にのんびりマイペースで暮らしています。
年収では日本人よりずいぶん少ないし、貯金もない人が多いです。

南国の日差しが人々の不安を1年中平均気温30度超えで思考停止させているのでしょうか?(笑)

それだけではない気がしています。そこで今日は

*平均寿命の差が生む必要資金の差
*子供の世話になりたくない日本と世話して当然のフィリピン
*50代が一番危ないといわれるが、、、フォーカスされる「今をいきる幸せ」

をみながら

今日は貯金0円、自転車操業生活59年の経験と照らし合わせて「老後のお金と過ごし方」について考えたいと思います。

平均寿命の差が生む必要資金の差

サイトの情報では
日本の平均年収は 436万円(2019年度)
フィリピンの平均年収は 48万円(2011年度)

各国(国別)の平均年収一覧

毎年6%近い経済成長を続けているので
2019年度は2011年の1.5倍以上はあると思うのですが2倍とすれば100万円です。これでは日本では極貧生活で保護の対象になる金額です。

生活必需品の値段を年収にもリンクされるので、海外からフィリピンへのローカルな暮らしが出来る人にとっては海外移住も老後資金対策になるかもしれませんね。

フィリピン人にとっても賃金が低くても生活費自体の総額が低ければ海外就労などで稼いでくれる人からの仕送りで生活の目途をたてることも可能です。

それがフィリピンがGDPの10%が海外送金という理由のひとつです。

但しこれはあくまでフィリピンのローカルな暮らしですから、3世代同居だとか食事はご飯とおかず1品が普通だとか、着るものはTシャツ半パン主流だとか、それを前提とした生活レベルでOKならということなんですが、、、、

子供の世話になりたくない日本と世話して当然のフィリピン

老後を考える時に、フィリピンと日本の大きな考え方のさが、この章の見だし「子供の世話になるか?」ということです。

日本は年老いて子供の世話になるのは、自分がダメ人間みたいで恥ずかしと思うような感じがします。
友人でも「子供の世話になって、迷惑を掛けたくない」という人も多いです。

だから自分たちだけで暮らすお金を貯めることが必要です。収入0(年金を除いて)が前提です。

一方でフィリピンは、子育ての後はここまで面倒を見てくれた親へ恩返しという考え方がベースにあります。

だから結婚してもどちらかの親と同居も多いですし、場合によっては自分の兄弟も結婚して同居したりします。
大家族構成でプライベート感はほぼ0なんですが、もともと家族の絆が強く仲が良いこともあって気にしないですみます。

金銭面でも家賃がいらない、もしくは僅かで済む、食費も折半で生活費が押さえらるので面倒をみる子供たちにとっても利点はあります。
なんなら洋服も家族で着回ししたりもします。

コストを徹底的に抑えるのがフィリピン流ですね。

僕らの世代が一番危ないといわれるが、、、フォーカスされる「今をいきる」

今回のブログの参考にしたFRaU(フラウ)の記事には、老後資金に苦労するのは不景気の中で堅実に生きてきた40代以下ではなく、バブルを経験してお金を使うことに抵抗のない50代後半だと、書いていて私は「ド・ストライク」の世代でビビッてます(笑)

確かに備えある事は大切だし、無策は無知だとも思います。

でも、老後の資金集めのかなで一番大切だと感じるのは「何になりたいか?」だと思ってしまいます。
「お金持ちになりたい」ならお金を1円でも稼ぐことは大切ですし、出費を抑え込むことは必要です。

でも

「幸せになりたい」なら、お金だけに執着することはもったいない気がします。
人に頼ってその日を積み重ねるのも「失敗」とは言えない気がしています。

何度か書いてきたフィリピンのスラムで見る笑顔は、年寄りも働き盛りの人にも子供にもありました。

これを「だから50代は老後苦労する考え方なんだ」といわれたら否定は出来ませんが、私は気にしません。

今日もNetflixのフィリピンコメディで大笑いしている嫁を見て「幸せは笑顔から生まれる」としみじみ思います。

「老後のお金が最も心配なのは50代半ば以上」経済ジャーナリスト・荻原博子が説く、老後資金のホント

竹原浩二

38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈 現在、フィリピン観光省大阪での勤務🇵🇭経験を生かして、留学案内を大学や旅行会社で講演もしたりします👨🏻‍💻 自分の息子は不登校でしたが、今はプロゲーマを目指してます❗️ 私はフィリピンで子供を元気にする留学ビジネスをゆっくりやり始めてました

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