皆さん私は今週は4連休でした。
掃除と洗濯に追われただけでしたが、、、、(苦笑)
なぜなら今週はホーリーウィークだったからです。
今日はキリスト復活の日、イースターサンデー です。
名前ぐらいは聞き覚えある人も多いと思います。
タマゴのお菓子を食べる日です(ついつい食欲の話ばかり)
でも日本ではあまり馴染のないホーリーウィークってなんでしょうか?
今日はフィリピンの
ホーリーウィークとは
Good Friday ってなんで?
行事で節目を感じている
とみていきながら
日常の中でビジネスより優先されることがもっとあってもいいと思うし、ビジネスの弱者には大切な家族と過ごす機会である
ということを伝えてみたいと思いました。
ホーリーウィークとは
ホーリーウィークは日本語に訳すと「聖週間」です。キリスト教文化の国々では祝日となります。
何が起きた日かといえば、
キリストが処刑され、喪に服して、復活した日です。
祝日は4日間で
Maundy Thursday(聖木曜日/洗足木曜日)
Good Friday(聖金曜日)
Black Saturday(聖土曜日)
Easter Sunday(復活祭)
呼ばれています。
それぞれ何が起きたか説明します。
Maundy Thursday(聖木曜日/洗足木曜日)
まずこの日の朝教会にいくとみんなびっくりします。
昨日まで飾ってあったキリストの像が無くなっています。
(大きいものは布を被せて見えなくしてます)
キリスト受難を暗示するようです。
そして、聖書の紐解けばこの日に起きた事で考えられないのが「洗足」をキリストが弟子に行った事です。
洗足と呼ばれるのは、弟子のユダの密告で捉えられることになったキリストが弟子を読んでキリスト自ら弟子の足を洗ってあげたのです。普通は弟子が師匠の足を洗います。
最後の晩餐で弟子と食事をする時に、師がへりくだり弟子の足を洗うことで、謙虚や奢りについて伝えたかったのかもしれませんね。
Good Friday(聖金曜日)
イエスがエルサレム神殿を頂点とするユダヤ教体制を批判したため、死刑の権限のないユダヤ人の指導者たちによって、その権限のある支配者ローマ帝国へ反逆者として渡されて、十字架に貼り付けになりました。
最近は少ないのですが、熱心な教徒は今でもキリストと同じ苦しみにあることで救われると十字架に貼り付けになる人もいるのです。
Black Saturday(聖土曜日)
1年で唯一この世にキリストが存在しない日です。
だからブラックサタデーなんでしょうね。
人々は喪に服すことでお肉は食べない人(贅沢をしない)が多いです。
Easter Sunday(復活祭)
言い伝わるストーリーはこんな感じです。
イエスの死後、遺体は洞窟に埋葬され、大きな石で封印されていました。
日曜日に墓にやって来た女性の弟子たち。
お墓の封印に使われていた巨大な石が わきに転がっているのを見つけます。
見ると、墓の中は空っぽ!
天使が女性の弟子達にキリストの復活を告げ、その後イエス・キリストは復活し多くの弟子の前に姿を現しました。
イースターに卵を食べるのは、命の誕生の証だからそうです、
鳥が卵の殻を破り誕生するようすをキリスト復活になぞらえました。
Good Friday ってなんで?
ここで、不思議なのは処刑された金曜日です。
なんで殺されたのにGoodなの??
どちらかといえばSad っていうのが普通でしょう。
ですよね。
でもこれには理由があります。
人間は生まれ持って罪を背負っています。
アダムとイブの話ですよね。
神様の教えに背いて、蛇の誘惑に負けてアダムとイブはリンゴを食べてしまい、神の国から追放されてこの世にたどり着きました。
無垢な赤ちゃんでもこの罪は免れません。
でもこの処刑された日、キリストは多くの人の罪を背負って死んだことで、皆の罪は許されたのです。Good!
そしてキリストも最後は復活してハッピーエンドです。Very Good!
人間て勝手ですね、自分の罪を人に追わせて死刑にして、死を悲しむより自分の罪が聞けたことを喜んでます。
でもこの方が「人間」を知るにはリアルですよね。
復活祭はキリスト誕生のクリスマスより大切なのは、皆が天国に行けるようになったからだとも言われています。
なので復活祭のミサが1年の1回目のミサになります。
クリスマスではないのです。
行事で節目を感じている
フィリピンは常夏で四季がありません。
そういう意味ではこういったイベントが時の移り変わりを示す機会になっているのかもしれませんね。
クリスマスもホーリーウィークも家族が集まり一緒に過ごす事が当たり前だと考えられています。
ショッピングモールも休みになるのです。
普通は売上が望めるので経営的には絶対営業すべきなんですが、休みになります。
それは、皆休みたがるのでシフトが組めないみたいな理由もありますが、
仕事より家族と過ごす事が大切だ!
という価値観もあります。
メイドなど弱い立場の労働者でも、雇い主が旅行や実家に帰ることで自分も休みをもらい実家に帰ることが出来ます。
折角の行事を通じて家族を含めた繋がりを感じていきたい
日常の中でビジネスより優先されることがもっとあってもいいと思いいます。
単に宗教行事というよりは、家族に会うことが出来る楽しい祝日がやってくると考えると日々少し頑張れそうですね。
38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈
現在、フィリピン観光省大阪での勤務🇵🇭経験を生かして、留学案内を大学や旅行会社で講演もしたりします👨🏻💻
自分の息子は不登校でしたが、今はプロゲーマを目指してます❗️
私はフィリピンで子供を元気にする留学ビジネスをゆっくりやり始めてました
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