習慣・風習

投資はマネー? リターンは何?

不登校中一の息子の夢は「ユーチューバー」
大好きなオンラインゲームのバトル配信で3億稼ぎたいそうです。

実現したら「食洗器とルンバを買って楽したい」と言う人間の煩悩に訴えかけられ、応援へ導かれています (笑)
そして息子から「パソコン買ってくれたら、PCバージョンで技を鍛えて勝ち抜くよ」と投資要求されてます。

今日はフィリピン流の投資が面白くて紹介すると共に、皆さんへのリターンを考えたいと思います。

私の結婚式から分かったフィリピン流投資術

2006年2月25日私は嫁とセブ島で結婚をしました。
その話が面白くて、さんまさんのTV「明石家電視台」の「国際カップルどうやねん」で出演させてもらった時に、紹介した話をします。

日本の結婚式は招待状を50枚出せば大体47-48名ぐらいは出席してくれそうですね。
席を決めたりコース料理を手配したりと準備が順調に進みます。

ところがフィリピンでは招待状を受け取った人が、勝手に友達誘って当日一緒に来るんです!

嘘みたいな話ですが、日本人20人フィリピン人30人に招待状を出したら、当日、日本人20人フィリピン人100人の120人が来ました(驚)

テーブルにあいさつ回りをした時に私も嫁も誰も知らないテーブルもありました。(後で調べたらウェディングコーディネーターが親戚を呼んでいた)

彼らの楽しみは披露宴の食事。招待数より沢山来ると聞いていた私たちは100人分のブッフェ(招待状は50人なのに)を用意していました。

でも当日は40分ぐらいで完食!

すると半分近い人が「今日はありがとう!お幸せにね!!」と帰っていきました。

「え、今日ってボランティアの炊き出しやったっけ?いや今日は僕たちの記念すべき結婚式のはず(怒)」

段々腹が立ってきた僕は嫁に

「ちょっと今日の結婚式、どう思う??」

と聞くと、意外な答えが返ってきました。

「良かった♡安心した!」

え、なんでなん??どう考えてもおかしいやん

価値の変化を考えると見えてくる

嫁曰く「50人しか招待していないのに120人来てくれるのは信用のある証拠!」だと。

「困った時120人に助けてと言えるから」と満面の笑み

確かに今多くの経済評論家が「貯金でお金を寝かせると、将来価値が目減りする。」と警告しています。

小学校の頃の1万円と今の1万円、買えるもの違いすぎ!価値下がっているやん。

でも小学校の大親友が困っていたら
「何か自分にできる事ある?」って聞くし
自分が困っていたら親友に「ごめん相談に乗って?」

て聞けますよね。
助け合いの関係は色褪せにくいかもね。

つまり

日本人は「お金」を「銀行」に貯金するけど、
フィリピン人は「親切」を「友人」に投資して、
リターンはピンチやチャンスの時に善意で返してもらう、

と言うスタイルです。

これを昔から文化として、富豪も庶民も続けているフィリピンって凄いと思った瞬間でした。

コロナでお金どころか、様々な事が変化して先の見通しが立たない世の中に変わってきてます。
そうなると結局、社会で生きていくには人の親切に頼る部分は大きいかもしれないと思います。

日本も「情けは人の為ならず」と言う言葉がありますね。

温故知新、新しい価値観はベーシックなものに隠れているのではないでしょうか?

ちなみに私は結婚後、親しくない友人の結婚式に嫁と2人で行って、お腹いっぱい食べて帰りました(汗)

たけのお勧め作品

この漫画、まさにフィリピン人を奥様に持つどの家庭でも起こっている出来事で、一般の人には大笑い出来て、フィリピン人女性を妻にもつ男性は苦笑いする作品です。フィリピン人気質が良くわかります。

竹原浩二

38歳の時サラリーマンを辞めセブ島でボランティアと旅行会社勤務経験🌈 現在フィリピン観光省大阪勤務🇵🇭経験を生かし留学案内を大学や旅行会社で講演👨🏻‍💻起業しました。 自分の息子も不登校❗️フィリピンで子供を元気にする留学ビジネス企画中 ✨経験を音声やブログ毎日配信中

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